JA芸南川尻支所



川尻の海を臨むこの建物は、四季を通して太陽の光が波に反射し、キラキラした明るさに包まれている。
JA芸南川尻支所は、既存支所の老朽化に伴い、呉市旧川尻支所の跡地に移転新築された建物である。
計画にあたって、「地域とのふれあいの場」、「街のシンボルの一つになれるように」を理念として設計を行った。
主要道路に面した正面は、高さを抑えた低層部分とその横に螺旋階段を内包した円柱型の塔を配置し、リズミカルで印象に残る外観となっている。
また、外部に面する共用部の窓と扉は床から天井までガラス張りとし、支所を利用する人々の買物の様子や職員の方々の活気が外からも見て取れ、街に元気が伝わる建物が実現できている。
1階の正面扉を入るとATMコーナー、貸金庫のある玄関ホールを介して金融部門が入るロビー、営業室があり、ロビーの奥には地域で収穫された食品や特産品などが並ぶ産直市のスペースが隣接している。

竣工年  2016年12月
所在地  広島県呉市
主要用途  事務所
延床面積  463.79㎡
構造規模  RC造 地上2階