【設計コンペ当選作品】
コンセプトは、「診療機能のさらなる向上、変化に対応できる病院、患者さまにやさしい病院」である。外部動線は、昼夜問わず救急車の出入りがあるため、救急専用の玄関と庇をもつピロティを設け、来院利用者と動線が重ならないよう計画した。外観は割肌ハツリタイル貼りの梁、柱・アルミルーバーを交差させることで、時間・天候・見る角度により様々な表情に変化し、存在感が感じられるようにした。内部空間計画においては、街中であるため、騒音・排ガス対策として開口部の遮音・気密性の優れた建具、気密空間でも快適に生活できる空調システムに採用等を行った。断熱性能の向上と西日対策に、Low-e硝子+強化硝子+アルゴンガスの複層ガラスを全面に採用してある。
竣工年 |
2016年 |
所在地 |
広島市中区 |
主要用途 |
病院 |
延床面積 |
6,915.53㎡ |
構造規模 |
RC造 地下1階 地上6階 |